まずはロードセルとは何か基本からご説明します

ロードセルとは、測定が可能な電気的出力に力を変換する変換器のことを言います。様々あるロードセルのなかでも、ひずみゲージを用いた物が一般的です。ロードセルの歴史は古く、1940年に初めて接着型のひずみゲージが開発されました。しかし、技術と価格の面から実現されたのは、最新の電子技術ができるようになってからです。特長には、出力信号や重さの検出によって種類が分けられています。用途によって使用できるロードセルは異なるので、製品の内容を把握することが求められます。また、可動部分や摩擦部分がないので保守が簡単で、過剰な負担がかからない限り半永久的に性能が維持されるので、経済的な負担は少ないことが言えます。精度が高くなっているので、温度変化などの影響も少なくなっています。

ロードセルのタイプ別の区分わけ

ロードセルは、ひずみゲージロードセル、空気圧式ロードセル、油圧式ロードセルの3つに分けられそれぞれ特長が違います。一般的となっているひずみゲージロードセルの特長は、加わる負荷を電気信号に変換し、ゲージ自体には重さが加わると変形するビームがついています。空気圧式ロードセルの特長は、天秤の原理で動作しています。油圧式装置に比べてより高い精度を得るために、複数のダンピングチャンバーを使用しています。防爆性が備わっているので温度変動の影響を受けにくくなっています。ですがその一方で、反応が遅く空気や窒素ガスを一定の圧力で供給必要がある側面も持ち合わせています。油圧式ロードセルの特長は、こちらも天秤の原理で動作していて、荷重の負荷がピストンに加わることで性能を発揮します。重量計測のほとんどで用途使用できる精度です。

私達の生活にもロードセルは使用されている

ロードセル自体がむき出しの形で使用されることはないので、日常生活であまり見かけることはないですが、実は私達の身近にある自動販売機や体重計、家電機器やエクササイズ機器などに使用されています。力測定に強い力を発揮してくれるので、産業用の計り、試験機など産業において重要な役割をしてくれます。プレスなどが欠かせない産業では、検査や測定などを行う機器に利用することで業務の効率化を図ることができます。生産性の向上だけでなく、品質の向上や管理にも大きなメリットを得ることができます。半永久的に使用が可能なロードセルですが、やはり疲労寿命がかかってきます。使用しているロードセルの性能や使用の期間によって寿命は異なってきますが、おおよそ10万回を目安に交換を行なうのが適しています。